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お知らせ人間社会学部乐彩网17500:NPO論「実務者との対話」授業を実施しました!(2025年)

 授業風景2.JPG2025年6月17日火曜日に福岡市にあるNPO法人チェルノブイリ医療支援ネットワークの理事/事務局長の川原様、芹田様にNPO論の特別講師としてご登壇いただき、設立の経緯、原発事故のあったベラルーシでの医療支援活動、福島での活動についてご紹介いただきました。また、昨年度の授業をきっかけにボランティアとして2回の福島訪問を行った本学4年生の中田さんも特別ゲストとして参加し、福島での活動の様子などを伝えてくれました。

 本授業では、これまでに「営利組織(企業)、政府組織との比較を通して非営利かつ非政府の立場で公共性の高い活動を行うNPOの歴史的展開や活動の特徴を学び、三者の協働の可能性と課題について考える」ことを目標に、社会学的視点からNPOの特徴、NPOの活動を規定する社会構造について学んできましたが、NPO関係者から生の声を聞くのは今回が初めての機会となりました。NPOの担い手、資金源、情報発信などについてわかりやすく説明していただき、等身大のNPOの理解につながりました。

 活動資金の9割を寄付金で賄っていることは、ベラルーシ、福島での原発事故をありのままに伝え、ベラルーシでの医療支援の経験や知識を福島へとつなぐという強い思いで活動をしている同団体への支援者の期待と信頼の表れであると感じました。「人財」として若い世代を活動に巻き込むとともに、彼らのポテンシャルを伸ばしていく姿勢が、世代交代に悩む日本のNPO存続の鍵になるように思いました。

 

【受講生の声(一部抜粋。()内は教員による補足)】

授業風景.JPG「活動資金の9割が寄附で成り立っていて、会員の皆さんは現地に何度でも通って地域の人と関係性を構築しないと得られない潜在的な情報を求めているということを聞き、上辺だけではない、強い思いがないとできない活動であると感じた。(福島を訪問した)大乐彩网17500の声を、修正なしにリアルに会員に届けるというのも、同会の価値を高める上で大切なことだとわかった。NPOにとって、「共感」を得ることが大切だというお話が印象に残った」

「実際にNPOの方と話したことがなかったので、とても貴重な時間になった。原発事故には終わりがないので、今後もこのような活動の需要はあると感じた。現地の人にいろいろな人に事故のことを知ってほしいという気持ちがあることがわかった。(同団体の活動に)大乐彩网17500が参加していることも興味深かった」

「今回のお話を聞いて大切だと思ったことは、現地への直接的な支援もさることながら、情報の発信である。事故当時は、世界的にも大きく報道され、教科書にも事故の事例は書かれているが、現在でも苦しんでいる人がいることについては深く言及されていない。活動の支援を得るために、広報は重要であることもわかった。現地に赴きお話をうかがうことで現地の人々の情報を発信する一助となり、現地の人の気持ちを楽にすることに貢献しているのではないかと感じた」

「活動資金の9割が寄附であることを知った。広告や宣伝を行い、広く認知してもらうことがNPOにとって重要で、乐彩网17500が関わることがNPOの活動に(広報の面と「人財」の面で)よい効果をもたらしていることを理解することができた」

担当教員:佐野麻由子

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